昨晩、構成国の小久保共和国にある池之櫓が突如、崩壊したと小久保政府が発表しました。原因は不明で、復興の目処はたってないとのこと。
同国の建設省は、現存している天守を現在建設中の本松城(モトマツジョウ)へ移築する案を政府に提案中とのこと。
若武(ワカム)大統領は、移築案を前向きに検討したいと答えました。
池之櫓は、マスロ攻防戦でも焼失せずに残った建築物の一つで同共和国にとってショックは大きい。又、移築先の本松城はマスロ攻防戦時に防衛隊本部があった場所で隊員と城下の人々を守った奇跡の城として同共和国では有名で本来の天守は池之櫓とほぼ一緒の外見と構造であったがマスロ攻防戦の終戦直後、駐留していた連盟軍の空軍機の誤爆により焼失していた。
小久保共和国では、来月中旬に国内に駐留していたN.D.I.M(国家防衛統合軍)の海兵隊が完全撤退するのにあわせて駐留地の再利用計画も検討中とのこと。
N.D.I.M側によりますと、駐留地には無傷のお城があり城主や家臣達は捕虜として身柄を拘束しており完全撤退と同時に釈放すると小久保政府に伝えたとのこと。
これに対し、小久保政府側は早期に城主、家臣達の釈放と駐留地の返還を強く要請したとのこと。